【体験談】『良いお母さん』をやめたら子供達と良好になりました

miyyy母ちゃん

はじめまして
母ちゃんと申します。

ここで出てくる
「良いお母さん』とは
母ちゃんが作り上げた
『理想のお母さん』のことです。

理想のお母さん

家族のために弱音も吐かず、

家事をそつなくこなし、

子供が大人になったときに

困らないようにきちんと育てる

優しくて強いお母さん

母ちゃんは母子家庭で育ち、

あまり母といる時間がなかったので

温かい家庭に強い憧れを持っていました。

絵本にでてきそうなお母さんが、『理想のお母さん』でした。

でも、『良いお母さん』をしようとすればするほど空回りし、子供達との関係も悪くなりました。

このままではいけないと

自分を見つめ直したときに

子供のために『良いお母さん』でいることが

まさかの逆効果だと気づきました。

『良いお母さん』の何がいけなかったのかと

問題点を改善したことによって

子供達にどのようなに影響があったかを

お伝えします。

目次

良いお母さんから『嫌なお母さん』へ

『良いお母さん』になれば子供は自然と幸せになるんだと思い込んでいました。

『良いお母さん』になりたいと思うあまり、

『良いお母さん』にならなきゃ

子供がだめになると

いつしか脅迫観念が芽生えてしまいました。

脅迫観念が芽生えてしまうと

自分で自分を追い込み

心の余裕がもてなくなり、子供にも厳しくなりました。

気づいたら『良いお母さん』ではなく、

自分が一番なりたくなかった

口うるさくて怒ってばかりいる『嫌なお母さん』になっていました。

そのせいで子供と激しい衝突も多かったです。

良いお母さんは子供の『考える力』を失わせる

大人になったときに困らないようにきちんと育てようとどんどん口うるさく

問題が起きそうなときは先回りをして

1から10まで説明をしていました.。

そんなことばかりしていたら、

とても簡単なことでも

「母ちゃんこれはどうすればいいの?」

自分が着ていた汚れた洋服でも

「母ちゃんこれは洗濯したほうがいい?」

など聞いてくるようになりました。

そうです。

口うるさくするあまり

子供達の『考える力』を奪っていたのは母ちゃんでした。

良いお母さんは子供にとっては家政婦さん

まだ子供が小さい頃は父ちゃんの転勤について回っていましたが

父ちゃんの仕事柄、長期で不在が多く

帰りも遅いためその頃からワンオペが主流でした。

『良いお母さん』は弱音は吐かず、家事をそつなくこなし強くて優しいものだと思っていたので、どんなに辛くても平気なフリをしていました。

仕事で疲れて帰ってくる父ちゃんに、負担をかけたくないと帰宅するまでに育児も家事もこなすようにしました。

もう意地です。

子供も増えて大きくなるにつれて

悩みも負担も多くなり

母ちゃんはキャパオーバーでした。

長男が小学3年生になった頃

子供達が母ちゃんを家政婦さんのように扱ってることにふと気づいたのです。

決定打は茶碗洗いが終わったあとに出してきた水筒を

母ちゃんが洗わなかったときに

『なんで水筒を洗ってないの?』と

文句を言われたことです。

これはまずい。。

このままではろくな大人にならないと青ざめました。

良いお母さんは誰のため?

良いお母さんになることは『子供のため』と信じていました。

いや、そう信じたかったのだと思います。

何がいけないのかを自問自答するうちに

心の底のある思いにたどり着きました。

本当は『自分のため』だったのです。

自分が『良いお母さん』になることによって

母が築けなかった温かい家庭を築き

否定ばかりしていた母を見返したいと思っていることに気づきました。

『良いお母さん』になることはただの自己満足でした。

それに気づいたとき

自分の間違いに目が覚め

本来に目を向けるべきものに気づけました。

良いお母さんより『ありのままのお母さん』

母ちゃんの幸せは『家族の幸せ』です。

『良いお母さん』になることに固執しすぎて

一番大切なことを見失っていました。

家族を幸せにするには、まず母ちゃんが無理をしてはいけないのです。

なぜなら母ちゃんが無理をして心に余裕がなくなると、家族も一気にギスギスしてしまうからです。

端からみたら『ダメな親だな』と思われても

無理をしないことに決めました。

そして母ちゃんがしたのは子供達に

『良いお母さんやめます宣言』をしました。

家族のために弱音も吐かず、家事をそつなくこなし、子供をきちんと育てる強いお母さんをやめました。

辛いときは辛いと本音で話し、

それぞれが家族の一員なので協力しようと家事を分担制にしました。

そして子供をきちんと育てる強いお母さんという概念を捨てました。

それから必要以上に口うるさく注意することも、問題が起きそうなときに先回りをして1から10まで説明することもやめて

間違っても失敗してもいいから

子供達が自分で考えて行動するまで待つように心がけました。

家事を分担にしたことで

心も時間も余裕ができて

子供達と遊ぶ時間や会話する時間も増え

子供達の家事のスキルもあがりいいこと尽くめです。

なにより弱音を吐かず強いお母さんでいるより、今のありのままの母ちゃんが好きだと子供達が言ってくれました。

まとめ

自分の理想の『良いお母さん』を追いかけた結果、子供達の心を置いてけぼりにしてしまいました。

そのことで親子の関係が悪化して

自分の心も苦しくなるという悪循環でした。

『良いお母さん』をやめたことで

家族はお母さんだけで築くのではなく、

家族みんなで築き上げるものだと悟りました。

子供が望んでいたのは

『ありのままのお母さん』だったようです。

子供はとても敏感です。

親の心を察知するセンサーを持っているので

親がありのままでのびのびと楽しくしていると、

子供ものびのび楽しくすることを身をもって学びました。

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